カテゴリー: バスケの基本

  • ただ走れるだけじゃダメ!?バスケに必要な体力とトレーニング方法!

    ただ走れるだけじゃダメ!?バスケに必要な体力とトレーニング方法!

    体力をつけることは、バスケ技術を支える基礎になる

    どのスポーツにも言えることですが、
    体力をつけることは、とても重要であり大切な要素です。

    バスケットボールにおいても、体力をつけることは、
    「バスケ技術を支える基礎」になるため、非常に重要です。

    「体力」といっても、いろいろな要素があります。

    • 走るスピードや瞬発力に関係する力
    • ボールをコントロールする神経系の力
    • 力強いドリブルや速いパスなどの力

    など、「筋力」に関わるものも「体力」の1つです。

    体力トレーニングの分類

    体力トレーニングの分類としてあげられるものとして、大きく3つに分類されます。

    1. スキル系
    2. パワー系
    3. スタミナ系

    体力トレーニングは、この3つの種類の「体力」を向上させるために行います。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]体力トレーニングの分類について簡単に理解していきましょう![/voice]

    ①スキル系トレーニング

    主に柔軟性・俊敏性を養うことに役立つメニュー。

    • 身体の動作をスムーズにするための「可動域を広げるトレーニング」
    • プレイ中や練習中の「怪我を防止するストレッチ」
    • 瞬発的な動作やステップに必要な「俊敏性を高めるトレーニング」
    • 判断と動きの連動性を高めて身体をコントロールする「コーディネーショントレーニング」

    などがあります。

    バスケットボールでは、
    ボールを持っていない時の動きや状況に合わせた判断を瞬間的に行う必要があります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]動作をスムーズに素早く行うために、身体の神経機能に関わるスキル系トレーニングも「体力トレーニング」の1つとして欠かせませんね![/voice]

    ②パワー系トレーニング

    主に筋力・パワーを強化することに役立つメニュー。

    • ボディバランスや身体の芯の強さを鍛える「体幹トレーニング」
    • 上半身・下半身を含めた身体全体を鍛える「筋力トレーニング」
    • 主に脚力を鍛え、走る速さを向上させる「スピードトレーニング」

    などがあります。

    バスケットボールは、相手と接触するコンタクトスポーツなので、
    体幹や筋力を鍛えることはもちろん、走るスピードを高めることも大切です。

    [itemlink post_id=”3945″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]相手に当たり負けしない身体やボディバランスを向上させるために、身体の筋力に関わるパワー系トレーニングも「体力トレーニング」も大事な要素の1つ![/voice]

    ③スタミナ系トレーニング

    主に持久力・心肺機能を高めることに役立つメニュー。

    • 1試合を通して動くことのできる持久力を養う「有酸素性持久力トレーニング」
    • 最後まで本来のスピードやパワーを維持できる持久力を養う「無酸素性持久力トレーニング」
    • 走っては止まるという運動を繰り返し行える持久力を養う「間欠的持久力トレーニング」

    などがあります。

    スタミナをつけるといっても、長い時間動ける心肺機能、スピード・パワーを保つ筋持久力。
    といった様々なものがあります。

    特に持久力・心肺機能は、すべての技術の支えとなる基礎となります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]長い時間動ける持久力やそれを保つ筋持久力に関わるスタミナ系トレーニングは「体力トレーニング」の基本の1つです![/voice]

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    バスケットボールに必要な体力

    バスケットボールでは、
    短い距離のダッシュやジャンプ、相手とのコンタクト(接触)などの運動強度(心拍や身体にかかる負荷)の高い運動とファールやメンバー交代などによる短い休息が交互に繰り返されるという特徴があります。

    そのため、バスケットボール特有の動きや試合展開に合わせた体力が必要になり、
    1試合を通して、めまぐるしく変化する「攻防の切りかえ」に耐える体力を鍛えることが重要です。

    バスケットボールとマラソンの違いを考えてみる

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]バスケットボールとマラソンの違いを知ることでバスケに必要な体力を考えてみましょう![/voice]

    バスケットボールとマラソンでは、まったくと言っていいほど、動作の質が違います。

    大きく違うのは、

    「走り方」です。

    「マラソンの走り方」

    [aside type=“normal”]
    • 「一定のペース」で走る
    • 「1方向」に向かって走る
    • 「全速力では走らない」
    • ゴールするまで「止まらず」に走る
    • 相手に「接触することは、まれ」
    [/aside]

    「バスケットボールの走り方」

    [aside type=“normal”]
    • 「常に変化するペース」で走る
    • 「前後左右」を素早く切りかえながら走る
    • 「全速力・ゆっくり」など状況に合わせて走る
    • 「動いて・止まる」の繰り返しで走る
    • 相手に「接触することは、多い」
    [/aside]

    上記のように、
    マラソンとバスケットボールの「走り方」は、まったく違います。

    むしろ正反対と言ってもいいですね。

    「走り方」以外でも、スポーツを行うコートの広さや使う道具の違いによって、必要な体力は変わってきます。

    サッカーや野球、バレーボールでも同じことが言えます。
    競技・スポーツに合わせた体力トレーニングを行うことで、習得した技術をより高いレベルで発揮することができるようになり、プレイの幅、活躍の幅も広がるでしょう!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]このことからも、バスケ特有の動きに合わせた体力トレーニングが必要です!それぞれの動きに合わせたトレーニングを行い、より効率の良い動作が行えるようにトレーニングを積んでいきましょう![/voice]

    バスケットボール特有の動きに合わせた体力づくり

    サッカーにはサッカーの、野球には野球の練習があるように、
    バスケットボールでもバスケットボールで使う動き・技術に合わせた形で体力をつけていく必要があります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]バスケットボールの動きを想定した体力トレーニングを紹介していきます![/voice]

    ①シャトルラン

    短い距離での激しい切り返し動作のトレーニング

    1. コートのエンドラインに立つ
    2. 手前のフリースローラインまでを往復
    3. ハーフラインまでを往復
    4. 向こう側のフリースローラインまでを往復
    5. 最後に向こう側のエンドラインまで往復

    シャトルランは、
    バスケットボールに必要な切り返しの動きが多くあるトレーニングです。

    ターンの素早さはトランジション(次の動作へ移行する動作)に欠かせない要素になります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]素早い切り返しをトレーニングすることで、脚力アップにもつながりますし、「体力トレーニング」にも効果があります![/voice]

    ②ダッシュ&ストップ

    短い時間をインターバル(休憩)を入れて、全速力でダッシュするスピードトレーニング。

    1. 10秒間、全速力でダッシュ!
    2. ストップして10秒間のインターバル(休憩)
    3. 再び10秒間、全速力でダッシュ!
    4. これを繰り返し行う

    ダッシュ&ストップは、
    運動強度が高く、非常に負荷の大きいトレーニングです。

    はじめのうちは、ダッシュする秒数を短く設定し、インターバル(休憩)を多く取るようにしましょう!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]体力の向上に合わせて、徐々に負荷をあげていくことで瞬発力がアップ!爆発力のあるプレイを繰り出すことが可能になります![/voice]

    ③スリーメン&ファイブメン

    3人または5人で、ボールを使って、パスをしながらコート全体を走るトレーニング。

    ランニングシュート(走りながらするシュート)の練習にもなるので、
    「体力トレーニング」と合わせることで、試合に近い状況での練習にもなります。

    全員がエンドライン近くまで行く勢いで走り、リバウンドを取ってからのボール運びなど、
    バスケットボールに必要となる動きが多く入っているので、ただ走るだけの練習に比べ、より実戦的でプレイヤー自身も楽しく行うことができます!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]往復する回数を増やすことにより負荷を大きくしたり、走るルートのバリエーションを変えることで、臨機応変な判断や得点につながる動きを練習の中に取り入れることができます![/voice]

    ④三角パス&スクウェアパス

    走りながらボールをキャッチして、パスをしたら走るトレーニング。

    パスをしたら走る!というパス&ランの意識を習得できる練習でもあるので、「体力トレーニング」と組み合わせることで効果の高いトレーニングになります。

    「三角パス」

    1. 3人が三角形を描くように立つ
    2. パスを隣の位置のプレイヤーにパス
    3. パスしたプレイヤーは次の位置に移動する
    4. パスを受ける側もパスを受ける直前に走り、パスを受ける
    5. 次の位置のプレイヤーにパス
    6. これを繰り返す

    走りながらボールをキャッチングして、パスを出すのでトラべリングに気をつけて練習しましょう!

    スクウェアパス(四角パス)

    スクウェアパスは、
    プレイヤーが立つ位置が四角形(4箇所)になります。

    [aside type=“warning”]三角パスとの違い

    スクウェアパスの場合、パス出したあとは対角線の位置に移動します。
    ボールを二個使用することにより、練習量を増やすことが出来ます。[/aside]

    三角パス&スクウェアパスの注意点

    三角パスやスクウェアパスは、
    動きながらパスを出す練習です。

    自分も動きながらパスをしますが、相手も動きながらパスをキャッチしなければなりません。

    動きながらのパスはキャッチしにくく、キャッチミスも起こりやすくなります。

    動いている相手にキャッチしやすいパスを出すためには、
    相手が走る方向の少し前の位置にパスを出す意識を持つことが大切です。

    また、パスをキャッチするプレイヤーは声を出し、パスを受け易い位置に手を出してパスをキャッチしやすい位置を相手に伝えるようにしましょう!

    [kanren postid=”1225″]

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]バスケットボールは、動きながらの動作がとても多いスポーツです。そのためにも動きながらする「体力トレーニング」を取り入れていきましょう![/voice]

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    【まとめ】
    走るだけじゃダメ!?バスケに必要な体力とトレーニング方法!

    基礎体力は、やり始めたからといって、すぐに身につくわけではありません。

    技術にも同じことが言えますが、
    体力も日々の積み重ねにより、向上していくものです。

    今回ご紹介したトレーニングや練習を繰り返し行うことで、
    確実に「バスケに必要な体力」が養われていきます。

    最後に。
    部活などでの練習は、負荷が大きすぎるオーバートレーニングになりがちです。
    トレーニングのしすぎによる怪我をしないように、自分の身体の状態を把握し、
    自分の年齢・体力と相談しながら、無理のない範囲でのトレーニングをして下さいね。

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    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]「バスケに必要な体力」をつけることは「バスケの技術を支える基礎」となります。疲れても高いバスケ技術を発揮できるよう体力アップを目指しましょう![/voice]

    バスケ初心者の方には、
    ▼こちらの記事もおすすめです▼
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    ▼バスケ上達のまとめ記事
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  • 【バスケ初心者必見!】個人練習で習得したい基本技術7つ!

    【バスケ初心者必見!】個人練習で習得したい基本技術7つ!

    バスケを始めたばかりの初心者は、まず何から練習すればいい?

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2017/03/お母さん-450×337.jpg” name=”小学生のお子様をもつお母様” type=”l”]うちの子、バスケを始めたばかりなのですが、何から練習すればいいですか?[/voice]

    長年、バスケットボールのコーチをしてきた中で、
    この質問もとても多くいただくことのある質問です。

    バスケットを始めたばかりの頃は、誰しも右も左もわからず、どんな練習をしていったらいいのか?
    迷ったり、悩んだりすることもありますよね。

    もちろん、バスケスクールや、クラブチームに所属している方は、スクールのコーチやチームの監督の指導を受けることができますし、練習を積み重ねていくことで、確実に上達はしていきます。

    段階的に練習&習得することが大切!

    バスケットを始めて、スクールに通って練習したり、個人で練習をする場合でも、大切なことは「段階的に練習する」ことです。

    スクールやクラブチームには、すでに通っている生徒や選手がいることがほとんどですよね。
    (新しく立ち上がったスクール、チームは除く)

    したがって、ある程度長い期間練習を積んでいる生徒、選手の中に入って練習を始めていくことになります。

    チームの練習によっては、まったく基本技術も身についていない状態で練習メニューをこなしていくことになってしまうケースが多いです。
    こうなってしまうとついていくのがやっとで、プレイも全然うまくいかず、ボールももらえない。。。

    これではなかなか上達していけませんね。。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]ある程度の基本技術を身につけている状態であれば、上手な生徒や選手に交じって練習した方が上達が早い!という場合もありますが、バスケを始めて間もない初心者の頃では、逆に上達を妨げてしまう要因になる可能性が高いです。[/voice]

    自分でもできる個人練習から、基本技術を習得していきましょう!

    まず、バスケットに取り組むにあたって、必要な「基本技術」を個人練習で少しずつできるようにしていきましょう!

    自分ひとりでも練習できることもたくさんありますし、少人数(2人から4人)でも一緒に練習してくれる友達や親御さんがいれば、よりバリエーション豊かな練習に取り組むことができますよ。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]これからご紹介する練習に取り組んで、「基本技術」の習得を目指しましょう![/voice]

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    バスケットボールで必ず習得したい基本技術 7つ!

    ①まずは「基本姿勢」の習得から始めよう!

    「基本姿勢」とは、肩幅程度に足を開いてスタンスし、適度にヒザを曲げた状態。
    バスケットボールポジション、パワーポジションと呼んだりすることもあります。

    大事なポイントは前後左右(ななめ)上下にスピーディーに動ける姿勢を作ることです。

    バスケットボールでは、コート内を前後左右(ななめ)プラス上下の動きが求められます。
    この「基本姿勢」をマスターすることで、素早く次の動きに移ることができるようになります。

    特に走っている状態からストップした時や、ジャンプした後に基本姿勢が崩れやすく、うまく基本姿勢を取れない場面が多いですね。

    形を作ることも大切ですが、「次の動きに素早く移れる」ことを意識していくことが大事です。

    バスケットのプレイで、シュート・ドリブル・パスをするにあたり、
    すべての始まりがこの「基本姿勢」から始まります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]あらゆる動きの中で素早く基本姿勢が取れるよう、走って止まるとき、ジャンプした直後など、いろんなシュチエーションでなんども反復練習に取り組み、基本姿勢を習得しましょう![/voice]

    ②「ボールハンドリングスキル」がバスケ上達のキーポイント!

    ボールハンドリングスキルとは、

    自分のイメージした通りにボールをコントロールする能力です。

    このボールハンドリングスキルは、バスケットボールの各技術(シュート・ドリブル・パス等)すべてに関係する技術となります。

    「シュートを入れる」=「ボールをリングへコントロール」

    と同じことですよね。

    ボールハンドリング練習で大切なことは、できるだけボールを見ずにコントロールする練習をすること。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]バスケでは、ほとんどボールを見ることなくプレイすることが求められますし、上達にとっても欠かせない要素です。[/voice]

    上手いプレイヤーは、まったくと言っていいほどボールを見ずにプレイしています。
    いきなりそのレベルまで考える必要はないので、まずは簡単なことから始めて少しずつボールを見ずにコントロールできるようにしていきましょう!

    ③「ドリブル」は、相手に取られない位置を知ることが大切!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]まず1つ目にドリブルは、強く速くつくのが基本です。[/voice]

    強くて速いドリブルを習得することで、手にボールが密着している時間が長くなります。
    ボールが密着している時間が長いということは、ボールをコントロールできる時間も長い!ということになります!

    強く速いドリブルは、相手から取られにくいですし、ボールコントロールの時間の長いドリブルは、素早い切り返しにも対応でき、相手を抜く動きに欠かせない要素となります。

    [kanren postid=”1462″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]2つ目は「相手に取られない位置でドリブルすること」です。[/voice]

    相手の目の前でドリブルをしていては、簡単に相手にボールを取られてしまいますよね。
    ボールを相手から遠い位置でついて、手を伸ばされても届かない位置を知りましょう。

    片足を前に出し、ドリブルはもう片方の後ろ側の足の横でつくようにすると相手をブロックしながらドリブルを行うことができます。

    [kanren postid=”1005″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]プレイをしていく中で、どの位置でドリブルをしたら「相手ディフェンスに取られないか」を考えながら練習に取り組んでみてください![/voice]

    ④止まる動きも大切!2種類の「ストップ」を習得!

    正しい「ストップ」の仕方をマスターすることで、
    基本姿勢も崩れにくくなり、次の動きをスムーズに行えることにつながります。

    • スライドストップ
      床を滑るようなイメージで止まる
    • ジャンプストップ
      軽くジャンプを入れて止まる

    まずは、この2種類の「ストップ」を習得しましょう。

    [kanren postid=”1267″]

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]「しっかり止まる!」ことでシュート・パスの精度の良くなりますし、得点につながるプレイもしやすくなるので、「ストップ」の練習も反復して習得しましょう![/voice]

    ⑤ボールを正確に「キャッチ」できるようになろう!

    ・両手でボールの勢いを止めてキャッチできるか?

    ・次の動きにつながるようなキャッチができるか?

    上記2点を特に見ていきましょう。

    どんなに高いシュート技術、ドリブルテクニックを持っていても、ボールをうまくキャッチできなければ宝の持ちぐされになってしまいますね。

    相手がキャッチしやすいパスを出すことも大切です。

    バスケを始めたばかりだと、精度の高いパスを出すのは難しいですが、
    基本となるパスの習得ができると一気にプレーの幅が広がりますよ!

    [kanren postid=”1225″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]ボールをしっかりキャッチするということは、正確なプレイにつながりますし、ボールをキャッチできず落としてしまうことで相手にボールを渡してしまうミスにもつながります。[/voice]

    ⑥ゆくゆくは「ワンハンドシュート」で打てるように!

    シュートは、初めの頃は両手を使ったシュートで構いませんが、
    ゆくゆくは「ワンハンドシュート」の習得を目指しましょう!

    初めの頃は、違和感があるかもしれませんが、
    両手を使って打つシュートより、片手で打つ「ワンハンドシュート」の方が、シュートの精度はアップします。

    1つのボールに対して、2つの手で力をコントロールするよりも、1つの手でコントロールした方が力がダイレクトにまっすぐ伝わりボールがよりまっすぐに飛ぶようになります。

    より高い確率でシュートを決めるためには、

    「ワンハンドシュート」
    で、

    • 左右にぶれず、まっすぐ飛ぶシュート
    • ボールに回転をかけられるシュート

    の習得が必要不可欠です。

    [kanren postid=”922,934″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]正しいフォームを覚え、正確なシュートのためにも粘り強く、習得を目指しましょう![/voice]

    ⑦「ディフェンスのスタンス(姿勢)」の基本をマスター!

    ディフェンスのスタンス(姿勢)の基本を覚えましょう!

    【ディフェンスのスタンスの基本】


    • しっかりと上げて、周りの状況を常に見れるようにする
    • 両手
      相手の動きに素早く対応できるように両手を大きく広げる
    • ヒザ
      軽く曲げて、重心を低く保つ
    • スタンス
      瞬時に反応して動き出せるように肩幅よりやや広めに構える

    注意点として、
    ヒザを軽く曲げて重心を低く保つため、背筋が丸まってしまうケースが多いので要注意
    そして、フロアに対して垂直にならないように、やや前傾姿勢で構えましょう。

    基本とはいえ、このディフェンスの基本姿勢は忘れがちですし、体力的に疲れてくるとこの基本姿勢を保つだけでもつらくなってきます。

    ディフェンスは技術的な部分よりも、気持ちの部分が大きく影響してくるものですが、
    基本がしっかりできているのといないのとでは、大きな差につながっていきます。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]正しいディフェンスのスタンスがいつでも取れるように、練習し、習得していきましょう![/voice]

    【最後に】
    「速く考える力」を身につけよう!

    バスケ技術を磨くことは、もちろん大切です。

    ですが、
    技術は上手に使うからこそ生きてきます。

    技術を上手に使うには、
    「状況を判断する力」必要不可欠になります。

    相手との駆け引きや、素早い判断をするためには、
    常日頃から、「速く考えること」を意識してみましょう。

    バスケは一瞬一瞬の判断が、プレーに大きく影響を与えます。

    プレー中は迷い、悩んでいる暇はありませんよね。

    失敗してもいいので、
    「速く考える」ことにチャレンジしてみてください!

    [kanren postid=”2836″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]「速く考える力」が身に付くとプレーの選択・判断のスピードが格段に速くなり、試合でも活躍できるようになりますよ!上手な選手はみな「判断力」に長けています。ぜひとも習得してほしいスキルの1つです。[/voice]

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    【まとめ】
    バスケットボールで必ず習得したい基本技術 7つ!

    • ①まずは「基本姿勢」の習得から始めよう!
    • ②「ボールハンドリングスキル」がバスケ上達のキーポイント!
    • ③「ドリブル」は、相手に取られない位置を知ることが大切!
    • ④止まる動きも大切!2種類の「ストップ」を習得!
    • ⑤ボールを正確に「キャッチ」できるようになろう!
    • ⑥ゆくゆくは「ワンハンドシュート」で打てるように!
    • ⑦「ディフェンスのスタンス(姿勢)」の基本をマスター!

     

    バスケットボールの個人練習で習得したい基本技術について解説しました。

    バスケを始めたばかりの初心者の方や、少し伸び悩んでいる方は、「基本技術の習得」に力を入れてみてください。
    基本技術あっての応用技術なので、まずは基本が大切です。

    バスケットボールは、覚える技術や知識もとても多いスポーツです。
    中には、習得が難しい技術もあります。

    「難しいからこそ、挑戦する意味がある!」

    とわたしは考えています。
    できないことができるようになった瞬間というのは、言葉にしようがない喜びがあります。

    🏀おすすめ本のご紹介🏀
    バスケの基本から応用技術まで200種類の豊富な練習メニューが掲載されていて、様々な練習に取り組むことができます。手元に一冊置いておいて損はないバスケ参考書です🏀

    [itemlink post_id=”3949″] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]一歩一歩着実に技術を身につけ、より高いレベルの技術にまた挑んでいく。そんな気持ちを持って取り組めるバスケットプレイヤーが増えていくことがわたしの願いです。[/voice]

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