カテゴリー: バスケ指導スキル

  • 【中学生編】バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと③

    【中学生編】バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと③

    バスケットボール 指導(監督・コーチ)の心得③【中学生編】

    バスケットボール指導をする上での心得【中学生編】

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]今回も引き続き、年代ごとの指導で大切なこと、パート3【中学生編】として解説していきます![/voice]

    以前の解説記事⬇
    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと①【幼児〜小学生低学年編】

    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと②【小学生高学年編】
    まだ読まれていない方は、合わせてお読みください!

    今回は、年代ごとの指導パート3ということで、年代ごとの指導で大切なこと③【中学生編】をお届けします。

    中学生ともなると、より実践的な技術の習得が必要となり、指導の知識・考え方もより深いものとなっていきます。

    それでは、見ていきましょう!

    バスケ 年代ごとの指導【中学生レベルの場合】

    フィジカル(体格・筋力・心肺機能など)の向上に合わせた指導が必要!

    中学生になると、体格的に大きくなってくる時期です。

    身体能力には個人差がありますが、小学生の時と比べると走るスピード・ジャンプ力などの瞬発力、筋力の増加によってシュートの飛距離、パスを遠くに出せるようになったりとバスケットボールのプレイに関して、今までできなかったことの多くができるようになります。

    また体力面でも心肺機能の向上が大きくみられる年代であり、長い時間走れるようになるため、練習時間を多くとったり、筋力トレーニングも少しずつ取り組んでいく必要があります。
    (過度な筋力トレーニングは控えてくださいね)

    バスケットボール競技は、相手と対峙し、接触するコンタクトスポーツですので、激しい接触プレイや相手との駆け引きのためのフェイント技術などの習得も必要な要素になります。

    相手と接触しても、ドリブルが崩れないようバランス能力を鍛えたり、ジャンプしてシュートを打つ際のボディバランスを鍛える練習が大切です。

    小学生に比べ、ハードな練習にも耐えられる年代・年齢になるので、小学生の頃に習得した基本技術をより実戦的なレベルに押し上げていく時期です。

    中学生からバスケットボールを始めるお子様はとても多いです。

    その場合は、焦らせることはせず、基礎となる基本技術の習得をゆっくり目指しましょう!

    基礎的な技術の習得は、個人の努力・反復練習の積み重ねで十分追いつくことができます。
    周りと比較するのではなく、自分自身と向き合うことが大切です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]指導を行う際も、それぞれの生徒、お子様に合わせた段階指導を行っていくことが非常に大事です。[/voice]

    スポンサーリンク

    習得した基本技術をより実戦的に高め、試合で使えるレベルに向上させる!

    毎日の積み重ね、個人での努力によって基本技術はみるみる向上していきます。

    基本技術が身についてきたら、中学生の年代では、その技術をより実戦的な技術に高めていく段階となります。

    実戦的な技術とはどのようなことか。

    それは、「相手がいても使える技術」と捉えていいです。

    例えば、小学生の時は相手がいない状態でのドリブル練習や、シュート練習で基本姿勢やシュートフォームの習得を目指しますが、これが中学生になったら、相手(ディフェンス)をつけた状態での練習やゲーム形式での練習(2対2や3対3)を多く取り入れましょう!

    シュートの練習であれば、
    初めは相手を前に立たせるだけから始め、徐々にディフェンスのプレッシャーを強くしていきます。

    立っているだけの状態から、手をあげている状態での練習をしたり、
    シュートのタイミングに合わせてディフェンスがジャンプしてブロックを狙ったりと、攻防の駆け引きも同時に養う練習に取り組みます。

    対人(相手がいる)練習は、段階的に行うのが対人練習の基本!

    対人(相手がいる)練習は、思っている以上に難しく、基本技術を覚えたての選手、お子様にはとても難易度が高いのです。

    外から客観的に見ているのと、実際にコートに立ってプレイするのとでは、見えている世界がまるで違います。
    ましてや、相手からディフェンスのプレッシャーを受ける中で、自分のプレイを思うように行うことは簡単なことではありません。

    なので、いきなり5対5のゲーム形式の練習をするのではなく、少ない人数から始めて見ましょう。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]少ない人数から段階的に人数を増やしていくことで、対人プレイにも少しずつ慣れてきます![/voice]

    試合で起こるであろう可能性を想定し、その場面を抜き出した練習をする!

    試合では、様々な場面が想定され、予想できないことも起こります。

    予期せぬ場面にその場その場で対応していくのが、バスケットボールと言っても良いかもしれませんね。
    しかし、毎回毎回予期せぬことばかり起こっていたら、試合になりませんよね。

    そこで、指導するにあたって、

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]常に試合を想定し、試合の中で起こる可能性のある場面を抜き出した練習をしましょう![/voice]

    例えば、攻めているコートを半分に割って見ましょう。
    すると5対5から、3対3もしくは2対2の状況になっている場面や、
    3対2の場面、2対1の場面が想定できると思います。

    より実戦的な技術(相手がいても使える技術)の習得には、このような場面場面を抜き出した練習が効果的です。

    2対1での数的有利な場面での攻防や2対2の場面のディフェンスの崩し方などを少ない人数から繰り返し練習することで、5対5の中でも数的有利なポイントを作り出したり、ゲームを分割して捉えることもできるようになってきます。

    もちろんバスケットボールは、1チーム5人で行うチームスポーツですが、
    チームを分割して捉えることができるともっとシンプルに簡単に攻めることが可能です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]試合で起こるであろう可能性を想定し、その場面を抜き出した練習をして、試合での対応力を磨いていきましょう![/voice]

    まとめ
    バスケットボール 年代ごとの指導【中学生編】

    • フィジカル(体格・筋力・心肺機能など)の向上に合わせた指導が必要!
    • 習得した基本技術をより実戦的に高め、試合で使えるレベルに向上させる!
    • 対人(相手がいる)練習は、段階的に行うのが対人練習の基本!
    • 試合で起こるであろう可能性を想定し、その場面を抜き出した練習をする!

     

    今回は、バスケットボール 年代ごとの指導【中学生編】を解説しました。

    中学生になると、基本技術をより実戦的なレベルへ押し上げる必要があります。

    身につけた基本技術を応用したり、対人でのプレイが高いレベルできるようになることが大切です。

    体格・筋力・体力面(フィジカル)もさることながら、精神的成長(メンタル)も飛躍的に向上する年代・年齢なので、選手、生徒、お子様にある程度の責任感を与え、練習や試合に取り組む姿勢を大切にしていきましょう!

    前回の解説記事⬇
    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと①【幼児〜小学生低学年編】

    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと②【小学生高学年編】
    まだ読まれていない方は、合わせてお読みください!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]バスケットボール 年代ごとの指導で大切なこと【高校生編】も今後解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね![/voice]

    あなたの「もっと上達したい」を叶える。
    🔻関連記事もご参考に🔻

    [box class=”blue_box” title=”知ってると得する関連記事”][kanren2 postid=”1267,956,1462″][/box]
  • 【小学生高学年編】バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと②

    【小学生高学年編】バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと②

    バスケットボール 指導(監督・コーチ)の心得②
    【小学生高学年編】

    バスケットボール指導をする上での心得について、前回の記事でも解説しました。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]今回も引き続き、年代ごとの指導で大切なこと、パート2【小学生高学年】として解説していきます![/voice]

    前回の解説記事⬇
    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと【幼児〜小学生低学年編】
    まだ読んでいない方は、合わせてお読みください!

    今回は、年代ごとの指導パート2ということで、年代ごとの指導で大切なこと②【小学生高学年編】をお届けします。

    それでは、見ていきましょう!

    バスケ 年代ごとの指導【小学校高学年(4〜6年生)の場合】

    小学校高学年で身に付けた基本技術が今後のバスケ競技の骨格になる

    小学校高学年になると、バスケットボールというスポーツをより深く理解し、試合ができる技術レベルが必要になります。

    シュートやドリブル、パスといった技術はもちろん、試合では相手がいますので、対人スキルも必要不可欠な要素ですね。

    小学校低学年に比べて、基本的な技術の習得にかける時間も多くなります。

    このミニバスケットボール年代の時期で基本技術を覚えてきたかどうかによって、中学生以降での技術の習得スピードに大きく影響を与えます。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]バスケットボールとはどのようなスポーツなのかという競技理解、正しい基本技術の習得を目指しましょう![/voice]

    小学生高学年で覚えたいバスケットボールの基本技術 6つ

    ⑴すべてのプレイの始まり「基本姿勢」を身につけよう!

    小学生で覚える基本技術の中でも、大切になってくるのが「基本姿勢」の習得です。

    基本姿勢とは、肩幅程度に足を開いてスタンスし、適度にヒザを曲げた状態を言いますが、大事なポイントは前後左右上下にスピーディーに動ける姿勢を作ることです。

    特に走っている状態からストップした時や、ジャンプした後に基本姿勢が崩れ、うまく基本姿勢を取れない選手・生徒を多く見かけます。

    バスケットは、すべてのプレイの始まりがこの「基本姿勢」から始まります。

    走って止まるとき、ジャンプした後など、あらゆる動きの後に素早く基本姿勢が取れるよう、いろんなシュチエーションでなんども反復練習に取り組み、習得を目指しましょう!

    ⑵次の動きにつながる「キャッチング」を習得!

    ・両手でボールの勢いを止めてキャッチできるか?

    ・次の動きにつながるようなキャッチができるか?

    上記2点を特に見ていきましょう。

    どんなに高いシュート技術、ドリブルテクニックを持っていても、ボールをうまくキャッチできなければ宝の持ちぐされになってしまいますね。

    ボールをしっかりキャッチするということは、正確なプレイにつながりますし、ボールをキャッチできず落としてしまうことで相手にボールを渡してしまうミスにもつながります。

    この年代では、まだキャッチングのミスも多く起こります。
    プロ選手でもミスをします

    コーチングする際には、ボールを落としてしまったことを追求するのではなく、なぜボールが落ちてしまったのか?を考えさせ、どのようにしたらキャッチングがうまくできるかを具体的に指導してあげてください!

    ⑶「ワンハンドシュート」でよりシュート精度を高めよう!

    小学校高学年になれば、シュートも
    「ワンハンドシュート」の習得を目指しましょう!

    両手を使って打つシュートより、片手で打つ「ワンハンドシュート」の方が、シュートの精度はアップします。

    1つのボールに対して、2つの手で力をコントロールするよりも、1つの手でコントロールした方が力がダイレクトにまっすぐ伝わりボールがよりまっすぐに飛ぶようになります。

    コーチングを始めた当初は、選手が違和感を感じるかもしれませんが、「ワンハンドシュート」で回転をかけられるシュートの習得が中学生以降では必要になります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]正しいフォームを覚え、正確なシュートのためにも粘り強く、指導に当たりましょう![/voice]

    スポンサーリンク

    ⑷まずは基本的な「ディフェンス」のスタンスを覚えよう!

    まずは、基本的なディフェンススタンスの取り方を覚えましょう!

    【ディフェンス基本スタンス 4つのポイント】


    • しっかりと上げて、周りの状況を常に見れるようにする
    • 両手
      相手の動きに素早く対応できるように両手を大きく広げる
    • ヒザ
      軽く曲げて、重心を低く保つ
    • スタンス
      瞬時に反応して動き出せるように肩幅よりやや広めに構える

    注意点として、
    ヒザを軽く曲げて重心を低く保つため、背筋が丸まってしまうケースが多いので要注意。
    そして、フロアに対して垂直にならないように、やや前傾姿勢で構えましょう。

    基本とはいえ、このディフェンスの基本姿勢は忘れがちですし、体力的に疲れてくるとこの基本姿勢を保つだけでもつらくなってきます。

    オフェンスに比べ、ディフェンスの練習は高いモチベーションを保つのが難しいものです。
    1対1や5対5などの対人のオフェンス練習でもディフェンス面を重視させたりすることでディフェンス力の向上につなげることができます。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]ディフェンスでも、目的意識を持って練習に取り組めるようコーチングに工夫を加えていきましょう![/voice]

    ⑸2種類の「ストップ」をマスターしよう!

    正しい「ストップ」の仕方をマスターすることで、基本姿勢も崩れにくくなり、次の動きをスムーズに行えることにつながります。

    1. スライドストップ
      床を滑るようなイメージで止まる
    2. ジャンプストップ
      軽くジャンプを入れて止まる

    まずは、この2種類のストップの仕方をマスターしましょう!

    「しっかり止まる!」ことでシュート・パスの精度の良くなりますし、得点につながるプレイもしやすくなるので、「ストップ」の練習も反復して習得しましょう。

    ⑹さまざまな所に通せる「パス」を習得!

    正面からのパスだけでなく、左右のパスや片手でのパスもできるように状況に対応したパスが出せるようになるとプレイの幅も広がります

    パスにおいてもっとも重要なことは「パスを通す」ことです。

    当たり前のように聞こえますが、これが簡単なことではありません。
    たとえ、体勢が多少崩れてもボールを味方に通すことができたのであれば、パスは成功したと言ってもいいでしょう。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]ディフェンスの動きに注意しながら、チェストパス(胸へのパス)だけでなく、さまざまな所に通せるパスの習得を目指しましょう![/voice]

    まとめ
    バスケットボール 年代ごとの指導【小学生高学年編】

    • 小学生高学年で身に付けた基本技術が今後のバスケ競技の骨格になる!
    • 小学生高学年で覚えたいバスケットボールの基本技術 6つの習得

      ⑴すべてのプレイの始まり「基本姿勢」を身につけよう!

      ⑵次の動きにつながる「キャッチング」を習得!
      ⑶「ワンハンドシュート」でよりシュート精度を高めよう!


      ⑷まずは基本的な「ディフェンス」のスタンスを覚えよう!
      ⑸2種類の「ストップ」をマスターしよう!


      ⑹さまざまな所に通せる「パス」を習得!

     

    今回は、バスケットボール 年代ごとの指導【小学生高学年編】を解説しました。

    小学校高学年になると、覚える技術はとても多くなります。

    上記に挙げた「基本技術6つ」は、中学校以降でさらに高いレベルへと引き上げていく必要のある技術です。

    小学校の段階で、高度な技術の習得に焦ることはまだないので、ゆっくり長い目で練習にて積み上げていってください!

    前回の解説記事⬇
    バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと【幼児〜小学生低学年編】
    まだ読んでいない方は、合わせてお読みください!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]バスケットボール 年代ごとの指導【中学生編】も今後解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね![/voice]

    あなたの「もっと上達したい」を叶える。
    🔻関連記事もご参考に🔻

    [box class=”blue_box” title=”知ってると得する関連記事”][kanren2 postid=”1267,956,1462″][/box]
  • 【幼児小学生低学年編】バスケットボール指導の心得  年代ごとの指導で大切なこと①

    【幼児小学生低学年編】バスケットボール指導の心得 年代ごとの指導で大切なこと①

    バスケットボール 指導(監督・コーチ)の心得①
    【幼児・小学生低学年編】

    バスケットボール指導者(監督・コーチ)として活動していくにあたって、指導方法、コーチングスキルも大切な要素です。

    ですが、コーチングをする以前に指導者としての心得を学んでおくことは、選手の成長・育成に欠かせません。

    はじめてバスケットボールのコーチをされる方や学校でバスケットボール部の顧問をやることになった方。
    はじめての指導では、わからないことだらけです。

    監督、コーチをしていく上で、まず多くの方は練習メニューや戦術・戦略面のことを学びます。

    バスケットの指導といっても、対象となる年齢年代によって特性があるので、選手たちに求める内容は変わります。

    いかにしてバスケットボールの楽しさを伝えて、勝つ喜びを教え、バスケットボールを通じて成長してもらうのか。

    まずはじめに、
    年代ごとに必要な指導内容と選手(子供)との関わり方を紹介します。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]これから指導を始めるコーチの方、すでにコーチ、監督をされている方にも自身の考え方を再確認するキッカケとなれば幸いです。[/voice]

    年代ごとの指導【幼児〜小学生低学年(3年生まで)の場合】

    バスケットボールの楽しさを伝え、ゴールを決める喜びを。

    小学生、特に小学校低学年という年代は、はじめてバスケットボールに触れ、これからバスケットボールを続けていってくれるのか、ここでやめてしまうのかの分かれ道となります。

    どんな経緯かわかりませんが、数あるスポーツの中で、バスケットボールというスポーツに出会い、はじめてボールに触れたことは、ある意味奇跡に近いことだとわたしは感じています。

    「バスケットって楽しい!」とシンプルに感じてもらうのがゴール!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]最初の段階で「バスケットって楽しい!」とシンプルに感じてもらうことが、何よりも大切です![/voice]

    この年代では、ゲームの楽しさやゴールを決める喜びを感じさせてあげることが、非常に大切になります。

    中でも低学年は、バスケットボールを続けていってもらうための動機づけ、興味づけを与える時期。
    過剰な走りこみ練習や厳しいトレーニングなど苦しい練習はまったく必要ありません!

    細かい技術を教える必要もありません。
    両手でシュートを打っても良いですし、戦術なども覚えなくていいです。

    もちろん、バスケットボールは競技であり、競技である以上、ルールがあります。

    ダブルドリブルやトラベリング、相手を押したり、悪質なチャージなど、
    最低限してはいけないルールだけを指導し、あとはできるだけバスケットのプレイを純粋に楽しめるような練習をさせてあげましょう!

    「ゲームがやりたい!」「今日ゲームやる?」

    わたしの指導している低学年の生徒さんたちも、
    「ゲームがやりたい!」「今日はゲームやるの?」と毎回のように聞いてきてくれます。

    このように選手・生徒が言っているのであれば、素晴らしい指導ができている証拠です。
    子供たちの気持ちに応え、ゲーム形式の練習を積極的に取り入れていきましょう!

    コーチのやりたい練習や選手への課題もありますが、バスケットボールをプレイするのは、本人たちです。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”l”]生徒、選手の「やりたい!」「もっと練習したい!」という気持ちが選手育成には必要不可欠ですので、この気持ち、感情を指導者が押しつぶしてしまわないよう、十分気を付けましょう![/voice]

    技術的なコーチングは、4年生以上の高学年になってからでも十分!

    この年代で心から「バスケットが楽しい!」「もっとバスケットがしたい!」と思ってもらえるコーチングが出来たのであれば、あなたの指導・コーチングは、指導者としての役割を果たせたと胸を張れます!

    ワンハンドシュート、ドリブルテクニックなど技術の基礎作りは、小学校高学年(4年生以上)になってからでも遅くはありません。
    (自ら進んで教えて欲しいと望む選手には喜んで指導してあげてくださいね)

    まとめ  バスケットボール 年代ごとの指導【幼児〜小学生低学年編】

    • バスケットボールの楽しさを伝え、ゴールを決める喜びを!
    • 「バスケットって楽しい!」とシンプルに感じてもらうのがゴール!
    • 「ゲームがやりたい!」「今日ゲームやる?」の気持ちに応え、積極的にゲーム形式の練習を!
    • 技術的なコーチングは、小学校4年生以上の高学年になってからでも十分!

    今回は、バスケットボール競技の年代ごとの指導【幼児〜小学生低学年】について解説しました。

    「楽しい!」「好き!」と思えることへの成長・上達は、予想をはるかに超える成果を生み出します。

    選手のバスケットボールへの情熱に火をつけることが、自発的な行動、積極的な練習への取り組みに大きく関わる年代・年齢です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO” type=”r”]今後の成長の骨格となっていくことを忘れずに指導に携わり、手塩にかけて育ててきた選手たちがバスケットボールの未来を作っていってくれることを心から願っています![/voice]

    次回は、年代ごとの指導で大切なこと【小学生高学年編】をお届けしたいと思います。

    あなたの「もっと上達したい」を叶える。
    🔻関連記事もご参考に🔻

    [box class=”blue_box” title=”知ってると得する関連記事”][kanren2 postid=”1267,956,1462″][/box]