試合で得点を量産するバスケ選手のシュートチャンスを生み出す3つのテクニック!


《 この記事を書いた人 》

現役ジュニア専門コーチ
Tatsuya Ao

大手スポーツクラブを退職後、ジュニア指導一筋11年の経験をもとに、
岐阜を拠点としたジュニアバスケスクールを立ち上げ、独立。バスケ歴25年。
現役バスケ&水泳コーチとして活動中。

スクール運営と日々の指導から得た知識と自らの経験を、
「初心者の方にも分かりやすくお伝えすること」をモットーに、
バスケ・水泳を中心としたコーチング情報を発信しています。

得点を量産するバスケ選手が意識している
シュートチャンスを生み出すテクニック!

なかなかボールをもらえず、悔しくてたまらなかった。。。

バスケを始めたばかりの初心者の頃や、
試合に慣れていない頃は、
試合中なかなかボールをもらえず、悔しい思いをしたことはバスケ選手であれば、
誰もが経験したことがありますよね。

全然ボールをもらうことができず、バスケが嫌になってしまったり、
一生懸命練習してせっかく試合に出られたのに、シュートも打てずに交代。。

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
悔しいですよね。。。

わたし自身も小学校2年生の頃、バスケに出会いました。

バスケを始めたばかりで右も左もわからない状態で、
初めて試合に出場した時、全くと言っていいほど、
ボールをもらうことができませんでした。

もちろんシュートも打つこともできず、
出場時間は5分もないくらい短かったことを今でも覚えています。

自分のプレイのどこがダメだったのか。
小学生ながら自分を責めたり、落ち込んだりしました。

大丈夫!3つのテクニックを覚えて、シュートチャンスをものにしよう!

わたしが指導している生徒、選手たちも

「全然ボールがもらえなくて悔しい。。」
「必死で動き回っているのにボールが来ない。。」
「なんとかボールを取ったのにシュートが打てない。。」

など、いろいろな悩みを聞くことがとても多いです。

これからお伝えする3つのテクニックをうまく使えば、自然とボールを持つ機会も増えて、シュートを打つ回数も多く得られますよ!

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
少し難しいこともあるかと思いますが、ひとつひとつ噛み砕いて解説していきますので、ゆっくり理解していってくださいね!

シュートチャンスを生み出す、3つのテクニック!

① 大きな声を出して、自分をアピールする!

ボールをもらえない1つの原因として、ボールを持っている選手が自分のことに気がついていない、見えていないということが挙げられます。

とても視野が広く上手い選手であれば、チームメンバーをよく見ていますが、そこまでのレベルに達するにはたくさんの経験や練習が必要です。

ほとんどの選手が、自分のプレイに精一杯であり、周りを見ている余裕はありません

始めたばかりの生徒・選手であればなおさらですよね。

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
あなたにできることは「とにかく大きな声を出して自分をアピールする」ことです!

まずは恥ずかしがらずに、

「パス!」「へい!」「〇〇君!」と呼んであげましょう!

きっとあなたのことに気がついて、パスをしてくれるでしょう!

逆にあなたが、チームメンバーから「パス!」と声をかけられたら、積極的にパスを出していきましょう。

お互いにパスを出し合い、パスをつないでいくことがチームワークを良くしていくことにつながります。

結果的にどんどんパスが回るようになり、あなたのもとにもたくさんのボールが来るようになるでしょう!

②シュートを素早く!すぐにシュートを打てる態勢でボールをもらう!

せっかくボールをもらえても、シュートが打てないことが多く見受けられます。
シュートが打てない原因として2つのことが挙げられます。

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
1つ目の原因としては「シュートモーション(シュートまでの動作)が遅い」ことです。

シュートチャンスを多く生み出す選手は、
ボールを受けてからシュートを打つまでの「シュートモーション」がとても早いです。

まずは、
シュートを打つまでの動作を素早く行えるように日々練習しましょう!

ボールを受けて、シュートを打つまでに早い選手であれば、
1秒かからずにシュートまでつなげていきます。

いきなり1秒を目指すのは、フォームの乱れやバランスを崩してしまう要因になってしまうので、今現在何秒でシュートまでつなげられるのか秒数をはかってみて、少しずつシュートまでの時間を短くしていけるよう無理なく段階的に練習に取り組んで見てください!

シュートモーションを素早くクイックにするポイントは、
リズム・テンポを早くすることです。

腕の動きや足の動きを力で早くしようとしてしまうとボールにまで余計な力が加わってしまい、
シュートのコントロールが難しくなってしまいます。

自分のシュートリズム・テンポ・タイミングを少しずつ素早くしていくイメージを持ちましょう!

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
2つ目は「すぐにシュートが打てる態勢でボールをもらえていない」ことです。

ディフェンスが一番警戒していて、
守らなければならないのが「シュート」です。

当然ディフェンスはシュートを打たせないように守ってきますし、プレッシャーもかけてきます。

「ボールをもらってからシュート態勢に入る」よりも、
「ボールをもらう前からシュート態勢に入る」ほうが格段にシュートを打つまでが早いです!

ボールをもらった瞬間にシュートを放てることができれば、
ディフェンスのプレッシャーも受けにくくなり、シュートの成功率もアップするので一石二鳥です!

大切なのは、

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
「シュートを打つまでの動作を素早くする」+「ボールをもらう前からシュート態勢に入る」

この2点です。

この2点を意識して練習を積み重ねることで、
多くのシュートチャンスをあなたのものにできるようになります!がんばりましょう!

③まず空いているスペースを見つけよう!

バスケットボール競技は、5対5で行うスポーツ。
コートの中には、合計10人の選手がいることになりますね。

10人おのおのが動き、ゴールを狙う中で、必ず空いているスペースが生まれます。

試合で得点を量産するバスケ選手は、そのスペースを見つけることがとても上手いです!

まずはコート全体を見渡し、
自分がシュートを打てる範囲(エリア)で空いているスペースを探しましょう。

そして、ディフェンスを振り切り、狙いを定めたそのスペースに思い切り走り込みましょう!

これだけではボールをもらえないことも多いですが、
まずはシンプルにスペースを見つけたら、迷わずそこに走り込む!

これが第一歩です。

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
上級者ともなれば、空いているスペースを作り出すことが可能ですが、バスケを始めたばかりの選手や試合経験がまだ少ない選手にはレベルの高いプレイですし、まずスペースを見つける目を養うことが大切です。

【まとめ】
シュートチャンスを生み出す、3つのテクニック!

  • ① 大きな声を出して、自分をアピールする!
    「とにかく大きな声を出して自分をアピールする」
  • ②シュートを素早く!すぐにシュートを打てる態勢でボールをもらう!
    「シュートを打つまでの動作を素早くする」+「ボールをもらう前からシュート態勢に入る」
  • ③まず空いているスペースを見つけよう!
    「スペースを見つける目を養う」

今回は、得点を量産するバスケ選手が意識している、
「シュートチャンスを生み出すテクニック」
について解説しました。

特に、
バスケットボールを始めたばかりの生徒や選手は、
ボールをもらえず悔しい思いをすることが多いです。

ですが、悔しい思いをすることもとても大切です。

悔しいから「上達したい!」と思えるし、
「もっと練習しよう!」という大切な動機になります。

今はまだうまくできないけど、「できないから練習しているんだ!」という気持ちを持って、純粋にバスケットボールを楽しみましょう!

上記の3つのテクニックを習得すれば、以前より確実にボールをもらうことができるようになりますし、シュートチャンスもたくさん作れます。

自分を信じて練習に取り組んでいきましょう!

ジュニアバスケコーチ TATSUYA AO
あなたが試合でシュートチャンスを作り出し、活躍することを心から願い、応援しています。

あなたの「もっと上達したい」を叶える。
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