カテゴリー: スイミングコーチング

  • コーチングバイブル|人を育てる指導者の価値を高める【人材育成】

    コーチングバイブル|人を育てる指導者の価値を高める【人材育成】

    前置き

    このコーチングバイブルは、あくまで私個人の見解である。

    コーチングに対する考え方は様々である。

    今必要とされるものは、
    一般的な概念ではなく、経験をもとにしたリアルな実体験である。

    私自身が経験し、得てきたものをお伝えすることがもっとも現実味を帯びた情報であり、現場レベルで活かすことのできる知識・スキルになることを信じ、全てを包み隠さずお伝えする。

    (※ジュニア育成に焦点を当てた内容になっていますが、子供・大人に関わらず「人を育てる」という点において通ずる部分があると思います。人を育てる立場にある方の参考になればと思います。)

    あえて厳しい言葉を投げかける。

    これからあなたは子供たちにこれらを実行する可能性がある。
    もちろん、実行するかしないかを決めるのはあなた次第だ。

    コーチの役目(すべきこと)

    ✔︎「コーチの役目」の目次

    ①子供たちを成長させること
    ②目標を設定すること
    ③自ら考え行動する環境を作ること
    ④良いところを伸ばすこと
    ⑤問題を起こすこと(問題提起)
    ⑥子供の成長を共に喜ぶこと
    ⑦常に自分が成長すること

    コーチの役目について解説していきます。

    指導を行なっていく上で、コーチがしなければならないことはとても多いです。
    その中で大切なポイント7つをお伝えしていきます。

    ①子供たちを成長させること

    コーチの役割として1番重要なことは、

    【子供たちを成長させること】である。

    ここを間違えてはいけない。

    あなたがしなければならないことは、

    「成長させること」

    ただそれだけである。

    あなたに関わることで成長しているかどうか?

    それがコーチであるあなたが考えなければならない、たった1つの事柄である。

    やり方にとらわれてはいけない。

    「どうしたら成長するのか?」

    あなたが問い続けなければならないことはそれだけである。

    ②目標を設定すること

    2つ目は、

    【目標を設定すること】である。

    成長させるためには、ゴール(目標)を設定せねばならない。

    幸いあなたが担当するクラスの生徒には、目標が設定されている。

    進級基準表には、達成すべきこと、それらのポイントが明記されている。

    ここであなたに考えてほしいことは、

    「目標を理解しているか?」である。

    目標を掲げるからこそ、向かうべき場所がわかる。

    だからこそコーチは導くことが可能になる。

    まずは目標を定めることがあなたの仕事の第一歩である。

    目標なき者は行動できない。

    それができなければ、あなたの仕事はないのと同じだ。

    ③自ら考え行動する環境を作ること

    3つ目は、

    【自ら考え行動する環境を創ること】である。

    人が成長する瞬間、それは「行動したとき」である。

    行動なくして成長はないと思ってくれて良い。

    だが、行動するだけではいけない。

    「自ら考えること」が重要である。

    そして、自ら考え行動する人間を育てるのは、「環境」である。

    その環境を創るのは、コーチであるあなただ。

    まずはあなたが自ら考え行動すること。

    そして、その環境作りに時間を費やすこと。

    面倒くさがってはいけない。未来に種を蒔くのだ。

    自ら考え行動する環境を創ることができた結果、あなたはとても楽になっているはずだ。試行錯誤してチャレンジしてみてほしい。

    ④良いところを伸ばすこと

    4つ目は、

    【良いところを伸ばすこと】である。

    人は、悪いところにはよく気が付く。なぜだろう?考えてみてほしい。

    だが、良いところに目を向けることがコーチの役割の1つである。

    悪いところばかり指摘する必要はない。

    必要なのは、「自分の良いところを発見すること」である。

    悪いところを直すことは時に必要であるが、

    良いところを伸ばすことの方が1億倍必要である。

    良いところを伸ばすには、良いところを見つける目が必要である。

    コーチには人を見る目が必要だ。

    今日から悪いところを見つけることに鈍感になろう。

    良いところを見つける目を養うことは可能だ。

    ⑤問題を起こすこと(問題提起)

    5つ目は、

    【問題を起こすこと(問題提起)】である。

    問題が起きることを恐れてはいけない。

    問題が起きたら喜ぼう。

    「問題がある」=「より良くできる」と考えるのだ。

    「問題がないことが問題」なのである。

    問題・課題がないなと感じたら、焦るべきだ。

    それは、あなたの成長が止まっているという証。

    常に問題意識を持ち、常に自分に投げかけ、行動しよう。

    今あなたに問題が起きていないとしたら、危険信号だ。

    もしかしたら、あなたは何もしていないのかもしれない。

    ⑥子供の成長を共に喜ぶこと

    6つ目は、

    【子供の成長を共に喜ぶこと】である。

    できるようになったこと、成長してくれたことを喜べないのなら、

    あなたはコーチにはなれない。はっきりと断言する。

    成長させることがあなたの役割なのだから、成長はあなたにとって1番の喜びであるはずだ。

    成長を共に喜び、共に切磋琢磨する。

    それこそがコーチのあるべき姿であり、コーチの価値だ。

    もっともっと興味を持つのです。子供と同じように好奇心の塊になるのです。

    子供たちの成長に興味を持ち、積極的に関わろうとすれば、子供たちはあなたに心を開いてくれます。

    あなたに興味を持ってもらうことが子供たちの喜びなのです。

    できなかったことができるようになった子供たちに涙を流せるコーチになるのです。

    ⑦常に自分が成長すること

    7つ目は、

    【常に自分が成長すること】である。

    子供たちを成長させたいなら、自分が成長し続けなければならない。

    成長に終わりはありません。ですが、満足したら終わりです。

    勉強してますか?学ぶ姿勢はありますか?新しいことにチャレンジしてますか?

    あなたは日々の指導の中で、子供たちにそれらを求めているはずだ。

    やったこともないことをできるようにするという大きな課題に子供たちは挑んでいるのです。
    その凄さ、偉大さに気づいていますか?

    あなたが要求していることは、そのまま自分に跳ね返ってくるのです。

    あなたがコーチであるならば、成長することを忘れてはいけません。

    考えることをやめてはいけないのです。

    挑戦することから逃げてはいけないのです。

    なぜなら、あなたは人を導くコーチなのだから。

    コーチの立ち位置

    ✔︎「コーチの立ち位置」の目次

    ①あなたは先生ではない
    ②あなたはキャプテン

    コーチの立ち位置について解説していきます。

    指導をする上での自分の立ち位置を知ることは大切です。
    自分の立ち位置によって伝えることは変わりますし、言葉も変わってきます。

    コーチングする上で大切なことをお伝えします。

    ①あなたは先生ではない

    コーチは先生ではありません。

    先生がするのは、ティーチング。

    コーチがすべきは、コーチングです。

    これはとても重要なことである。

    先生は、上からものを言う。言ってもいいのです。

    コーチは、子供たちと同じ場所に立っている。そこに上下関係はない。

    「ああしなさい」「こうしなさい」という言葉は必要ありません。

    「やってみよう」「こうしてみたら?」という言葉を使うのがコーチである。

    些細な言葉に人は影響を受けるもの。

    あなたの立ち位置はどこなのか?

    もう一度考え、言葉を発する必要がある。

    あなたが創りたいのは従順な軍隊ですか? それとも、、、考えてみてください。

    ②あなたはキャプテン

    指導者であるあなたは人を導かねばなりません。

    先ほどもお伝えしたようにあなたは軍隊を指揮する司令官ではありません。

    あなたが創らればならないのは、「チーム」です。

    あなたはチームのキャプテンであり、リーダーを任されたのです。

    そのチームを良くも悪くも変えるのはリーダーであるあなたです。

    あなたが考えるべきキーワードは、「共に成長すること」のみです。

    管理しようなどと考えないでください。人を管理することなど到底できません。

    できることはただ1つ。

    「共に成長すること」これならできる。

    あなたが伝えることができるのは、「一緒にやろう!」ただそれだけだ。

    コーチとしての考え方

    ✔︎「コーチとしての考え方」の目次

    ①できないことは悪くない
    ②チャレンジを推奨する
    ③失敗を歓迎する
    ④目的と手段を履き違えない
    ⑤褒めるではなく認める
    ⑥強みを見つけ、磨く
    ⑦チャレンジする姿を見せる
    ⑧自分のため=子供のため
    ⑨たった一人に刺さる言葉を
    ⑩自ら考えること=成長

    コーチとしての考え方を解説していきます。

    指導をする上で、考え方は重要です。
    自分の考えていることが言葉になり、言葉が行動を作ります。

    コーチとしての考え方のポイントをお伝えします。

    ①できないことは悪くない

    「なんでできないの?」よく聞く言葉である。

    そんな時は、こう返してやるといい。

    「じゃあできるようにさせてよ。そのために来てるんだから!」と。

    まず前提として、

    「できないこと」は悪いことではない。

    できないからできるようになる。

    なぜなら、できるようになろうとするからだ。

    できない子に対して、「なんでできないんだ!」と言うことは、

    コーチとしての責務を放棄しているのと同義だ

    できるようになるために取り組んでいるのだから、今できないのは当然のこと。

    それらを受け入れ、「どうすればできるようになるか?」を考えねばならない。

    できなかったことができるようになることが「成長」の1つの形である。

    ②チャレンジを推奨する

    チャレンジすることを推奨しましょう。

    チャレンジ=行動すること。

    全ての成長は、「行動」から生まれる。

    うまくやれなくてもいい。できなくてもいい。

    チャレンジしてみる。やってみることに意味があり、価値がある。

    チャレンジする心を抑えつけていないか?

    興味と好奇心で子供たちは動いている。

    失敗を失敗と思っていない。

    でも彼らもいつか大人になり、そして挑戦を忘れる。

    なぜだ?

    そうさせたのは、紛れもなく周りにいる大人だ。

    ③失敗を歓迎する

    「失敗」という言葉のイメージはどうだろう?

    どちらかというと悪いイメージを抱くだろうか。

    失敗など、ただの結果である。

    失敗したらやり直せばいいだけだ。

    失敗して苦しんだら、倍返しで成功が返ってくると信じればいい。

    再起不能にならない程度の失敗など、むしろ大歓迎。

    苦しむから考える。

    考えるから道が拓ける。

    道が拓けば前に進める。

    それらを繰り返した先に成長が待っている。

    ④目的と手段を履き違えない

    目的と手段を履き違えると間違った方向に進む。

    進んでいるだけマシだが、同じことを繰り返していたら後退するばかりだ。

    あなたが今していることは、
    本当に目的を達成するための行動なのか?

    今一度考え、常に問いかけ続けてほしい。

    目的:〇〇を通して、成長させること。

    手段:知識・指導スキルを覚える、カリキュラムを遵守する、運動量を確保する

    手段ばかりに目が行きがちではないだろうか?

    手段は必要だ。だがそれは目的を達成するためである。

    優先順位が逆になってしまっている場面が多い。

    理由は簡単だ。そういう環境になっているからである。

    常に目的を伝え、熱意を持って語り続けることが重要だ。

    ⑤褒めるではなく認める

    褒めることは重要である。

    だが最重要なのは、「認める」ことだ。

    褒められたら嬉しい。

    認めらたらもっと嬉しい。

    人間には承認欲求というものがある。

    「人から認められたい。」誰もが心に秘めている。

    子供たちも同じだ。

    できたことを認める。
    できなくてもチャレンジしたことを認める。

    それで良かったんだと、僕は私は認められる人間なんだと感じさせる。

    それだけで救われる。

    あなたのコーチとしての一言が子供たちに自信と希望を与え、前に進ませる原動力となるのだ。

    ⑥強みを見つけ、磨く

    子供たち一人一人の持つ力は十人十色。

    個々に持っている力、才能、スキルは違う。

    得意なこと、苦手なこと、あって当たり前だ。

    苦手なことより、得意なことが伸びるのは、あなたもよく分かっているだろう。

    だが皆、苦手を克服しようとする。

    苦手なものは苦手なのだ。

    自分にとって苦手なことは、誰かの得意なことかもしれない。

    それならば、得意な人にやってもらえばいい。

    苦手なことばかりに費やしている時間はない。得意なことにフォーカスするのだ。

    コーチとして、子供たちの得意なことを見つけることは重要だ。

    よく洞察し、得意なことを見つけたら、それを徹底的に磨いていけばいい。

    満遍なく卒なくこなせるより、「これは負けないんだ!」を持っている方が強い。

    ⑦チャレンジする姿を見せる

    新しいことに挑戦しているか?

    なんでもいい。

    本を読み始めた。趣味を始めた。勉強を始めた。一人旅をした。など。

    どんなことでもいいから、始めることが大切だ。

    何かにチャレンジしている状態を作ることで、チャレンジに寛容になれる。

    誰かの挑戦を否定する人間は、大抵何もしていない人間だ。

    そうなってはいけない。

    チャレンジを推奨する立場にありながら、何もチャレンジしていないというのは、あまりにも説得力がなさすぎる。

    あなたの背中を見ている子供たちがいる。

    あなたがお手本にならねばならない。

    ⑧自分のため=子供のため

    自分のためにやればいい。

    もちろん、コーチとして子供のためになることをせねばならない。

    だが、それは結果論だ。

    結果的に子供のためになっていればいい。

    「子供のため、子供のため」など、胡散臭い言葉を並べる必要などない。

    まずは自分のために必死にやれ。

    自分に必死になれないなら、子供にも必死になれない。

    まずは自分の知識・スキルを磨くこと。それは自分のため。

    それを子供に活かすこと。それが子供のため。

    自分自身を高めていく過程の中で、

    必ずどこかで子供の役に立ち、成長に貢献することができる自分になれる。

    ⑨たった一人に刺さる言葉を

    たった一人に刺さる言葉を意識する。

    パレートの法則というものをご存知だろうか?

    80:20の有名な法則だ。

    物事の大体のことは、この法則に当てはまる。

    指導をしていく中で想いを伝えることがあるだろう。

    その言葉に耳を傾けている生徒は、10人いたら2人だけだ。

    残りの8人は大して聞いてもいない。残酷だがそれが現実である。

    だがそれでいい。

    耳を傾け、真剣な眼差しで話を聞いている生徒に向けて話を続けるのだ。

    あなたの言葉に心を打たれ、行動を変える人がたった一人でも居たならば、

    あなたのその言葉には成長に大きく影響を与える可能性と価値がある。

    自分を信じ、言葉を発し続けよう。

    ⑩自ら考えること=成長

    自ら考えること=「成長」である。

    自ら考えたことを行動に移すからこそ、成長がある。

    言われたことをやっているだけでは成長しない。

    自分の考えたことのほとんどは間違っている。

    悲しいことだが、大体はじめはうまくいかないものだ。

    だが、だんだん上手くなってくる。

    大事なポイントは「自分の頭で考えたことを実現することが上手になること」だ。

    誰かに言われたことを上手くできるのと、自分で考えたことを上手くやるのは全くの別物だ。

    はじめはヘタクソでも、上手くやれるようになる。

    それこそが私の考える「成長」の形だ。

    コーチである価値

    ✔︎「コーチである価値」の目次

    ①あなたが得るもの

    コーチである価値について解説します。

    指導者として得られるものは計り知れません。
    私もたくさんのことを学ばせてもらいました。

    人を育てるということは価値あること。
    人の成長に関わることで、自分自身も成長することができます。

    ①あなたが得るもの

    あなたが得るもので1番大きな財産は、

    「成長」だ。

    人は成長するために生きている。

    成長しなければうまく生きていけない。

    コーチングに携わることで、あなたが手に入れるものは計り知れない。

    ・伝える力 ・聞く力 ・見る力 ・与える力 ・貰う力 ・話す力

    ・自尊心 ・自信 ・魅力 ・誇り ・切り拓く力 ・悲しみを感じる力

    ・共感する力 ・達成する力 ・やり抜く力 ・好奇心 ・探究心

    など、挙げたらキリがないほどのものを、あなたは得ることができる。

    【 まとめ 】
    【 コーチングバイブル 】
    「人を育てる指導者の価値を高める」

    はじめに申し上げた通り、
    このコーチングバイブルに書かれていることは私自身の見解である。

    指導歴11年の長い歳月の中で、
    私自身が実際に現場の中で体験したことを日々反省し、繰り返してきた心構えです。

    (※ジュニア育成に焦点を当てた内容になっていますが、子供・大人に関わらず「人を育てる」という点において通ずる部分があると思います。人を育てる立場にある方の参考になればと思います。)

    未来ある人を育てる指導者としての立場には、非常に大きな責任があります。

    指導者の安易な言葉1つで、成長に大きく関わってくることもしばしばあります。

    自分の立ち居振る舞いや言動を人はよく見ています。

    常に自分が成長することを忘れず、
    人を育てる立場に立っていることを日々立ち返り、「成長」という大きな価値を生み出していくための精進を重ねていく。

    バスケについてのお悩みなどありましたら、
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  • 水泳上達のコツと初心者にオススメの練習方法&トレーニング【まとめ】

    水泳上達のコツと初心者にオススメの練習方法&トレーニング【まとめ】

    「もっと上手に泳ぎたい」を叶える。
    まず読んでほしいスイミング記事

    《 Your Coach「あなたの専属コーチ」》に訪問してくださり、ありがとうございます。

     

    THE SWIMMER「あなたの専属スイミングコーチ」は、当サイトのスイミング専門メディアです。

    「もっと上手に泳ぎたい」をコンセプトに、スポーツ指導11年の経験の中で培ってきた経験と現役コーチだからできるリアルな現場の情報を発信しています。

    こちらでは水泳に関する記事の中でも、特に最初に読んでほしい記事をご紹介します。(※随時更新)

    あなたの「もっと上手に泳ぎたい」という想いのお役に立てたなら嬉しく思います。

    【1】クロールのストロークのコツ!肩のローリングが水泳上達のポイント!

    >>>クロールのストロークのコツ!肩のローリングが水泳上達のポイント!

    水泳の泳法の中で、クロールは一番初めに習う基本的な泳ぎです。

    クロールのストローク上達で重要なことは、
    肩の使い方のコツ、ポイントを知り、実際の泳ぎに反映させることです。

    身体の仕組みを知り、ストロークの仕方をしっかり理解した上で、
    間違った練習方法を行わないことがスムーズな上達への近道です。

    クロールのストロークに必要な動作や練習方法をまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
    (※クロールが上手くなりたい方によく読まれている記事です。)

    [box class=”blue_box” title=”Check!”][kanren2 postid=”2778″][/box] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”あなたの専属コーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]クロールのストロークで大切なことは、肩の使い方・動きを理解すること!スムーズな上達をするために正しい練習に取り組みましょう![/voice]

    【2】背泳ぎのよくある間違い!入水の仕方に特化したストローク上達まとめ

    >>>背泳ぎのよくある間違い!入水の仕方に特化したストローク上達まとめ

    背泳ぎは、あお向けで泳ぐことを除くと、クロールとよく似ています。

    • ストロークは左右交互の動作。
    • キックもクロールと同じくストロークで腕が1周する間に、6回のキックを打つことがほとんど。

    背泳ぎのよくある間違いをお伝えする中で、修正方法・上達のポイントを詳しく解説します。

    背泳ぎで「よくある間違い3つ」をまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
    (※背泳ぎが上達したい方によく読まれている記事です。)

    [box class=”blue_box” title=”Check!”][kanren2 postid=”2918″][/box] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”あなたの専属コーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]背泳ぎでよくある間違いを解説すると共に、入水の仕方に特化した上達するポイントを加えて、詳しく解説していきます![/voice]

    【3】スイスイ泳げる!正しい水平姿勢の習得が水泳上達への近道!

    >>>スイスイ泳げる!正しい水平姿勢の習得が水泳上達への近道!

    水泳において、正しい水平姿勢の習得はとても大切な要素です。

    正しい水平姿勢を身につけることで、
    水中での身体が受ける抵抗を減らすことが可能になります。

    • 水の抵抗を受けにくい「水平姿勢」の習得
    • 「抵抗」を減らすことの重要性

    などの「水平姿勢」「抵抗」について詳しく解説します。

    水泳初心者の方に役立つ「水平姿勢の作り方・抵抗について」をまとめました。
    ぜひ読んでみてください。
    (※水泳初心者の方によく読まれている記事です。)

    [box class=”blue_box” title=”Check!”][kanren2 postid=”2521″][/box] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”あなたの専属コーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]正しい水平姿勢の習得が全ての泳ぎの基本となります!スイスイ泳ぐための水平姿勢をマスターしましょう![/voice]

    あなたの
    「もっと上手に泳ぎたい」
    を叶える。

    そんな想いを込めて丁寧に書きました。

    コーチング歴11年で培ってきた経験と、
    現役コーチだからできるリアルな情報を
    お伝えしていきたいと思っています。

    新しい記事が完成したら、
    随時更新していきます。

    ここまで読んでいただき、
    本当にありがとうございます。

  • 背泳ぎのよくある間違い!入水の仕方に特化したストローク上達まとめ

    背泳ぎのよくある間違い!入水の仕方に特化したストローク上達まとめ

    あなたの背泳ぎは大丈夫?

    背泳ぎは、あお向けで泳ぐことを除くと、クロールとよく似ています。

    • ストロークは左右交互の動作。
    • キックもクロールと同じくストロークで腕が1周する間に、6回のキックを打つことがほとんど。

     

    水をかく動作を見ても、近い部分も多いですが、

    姿勢が反対向きであることで、身体を動かす際のイメージや感じ方が大きく変わってくる。

     

    正しい動作をしているつもりでも、

    実際には、間違った泳ぎの動作をしていることが多いです。

     

    もとより、水泳は自分の泳ぎが自分では見えません。

    そのため、自分の泳ぎのイメージと実際の動作がズレている。

    このようなことが非常に起こりやすい。

    理想の泳ぎのイメージと実際の泳ぎを近づけていくことはとても大切。

     

    今回は、

    背泳ぎのよくある間違いをお伝えする中で、修正方法・上達のポイントを詳しく解説します。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]背泳ぎでよくある間違いを解説すると共に、入水の仕方に特化した上達するポイントを加えて、詳しく解説していきます![/voice]

    背泳ぎの入水の仕方のよくある間違い

    ここでは、ストローク動作における入水の仕方のよくある間違い3つを解説します。

    それぞれのストロークの局面ごとの間違い&上達ポイントを学んでいきましょう

    1. 入水時のよくある3つの間違い

    ストロークの入水の時にしてしまう間違いとして、

    [aside type=“normal”]
    1. 身体の中心線を越えた位置に入水してしまう
    2. 入水のとき、肩よりも外側に入水してしまう
    3. 入水のとき、手の甲で水面をたたいてしまう
    [/aside]

    などが、よくある間違いとして挙げられます。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”r”]①〜③の間違いを順番に解説します!あなたの泳ぎと照らし合わせながら確認してみてくださいね![/voice]

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    よくある間違い①
    「身体の中心線を越えた位置に入水してしまう」

    まず1つ目の間違いは、

    身体の中心線を越えた位置に入水してしまう「オーバーリーチ」と呼ばれる間違いです。

    身体の中心線を越えた位置に入水してしまうとどうなるのか?

     

    腰が外側に引っ張られてしまい、まっすぐ泳ぐことが困難になります。

    入水のときに身体がひねってしまって、身体の軸がブレます。

    軸のブレは、泳ぎの蛇行につながります。

    [aside type=“warning”]【注意ポイント!】

    背泳ぎは、あお向け状態であるため、方向感覚・距離感がつかみづらい泳ぎです。

    蛇行してしまうと推進力も失われてしまいますし、ロープに接触してケガをする危険もあります。[/aside]

    それに加え、

    入水〜キャッチ(水をつかむ動作)までのプロセスが長くなるため、推進力を与えるアップスイープ(水をかいて進む動作)に繋げるのが遅くなります。

    これは、0.01秒を争う競泳においては致命的です。

    より楽にスムーズに泳ぐには、動作を効率よく行うことが非常に大切です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”r”]オーバーリーチの修正方法・上達ポイントは、この後お伝えする「肩よりも外側に入水してしまう」と同じなので、その際に詳しく解説します![/voice]

    よくある間違い②
    「入水のとき、肩よりも外側に入水してしまう」

    2つ目の間違いは、

    入水のとき、肩よりも外側に入水してしまう「アンダーリーチ」と呼ばれる間違いです。

    肩よりも外側に入水してしまうとなにがいけないのでしょうか?

     

    肩よりも外側に腕が入水してしまうと、一番大切な「推進力」を発揮するアップスイープ(水をかいて進む動作)の動作ストロークが短くなってしまうことが研究からわかっています。

     

    水を効率よくかいてスムーズに推進力を得るには、

    その前の準備動作が非常に大事になります。

    入水が肩よりも外側に入ってしまうことにより、入水〜キャッチ、アップスイープに至るまでの準備を行う動作時間が短くなります。

    そのため、

    推進力を得る準備がしっかりと出来ていない状態でストロークをすることになり、十分な推進力を得られないストローク、泳ぎになってしまいます。

    [aside type=“warning”]注意ポイント!

    関節の可動域(動かせる範囲)によっては、肩のラインに腕を入水させることが難しい場合もあります。

    その場合は、身体に負担をかける無理な入水動作を行わないようにしましょう。

    ご自身の身体、関節の状態と相談しながら無理のない泳ぎを習得することが大切です。[/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]続いては「オーバーリーチ」「アンダーリーチ」の修正方法・上達ポイントを詳しく解説していきます![/voice]

    「オーバーリーチ・アンダーリーチ」の修正方法と上達ポイント!

     

    • 身体の中心線を越えた位置に入水してしまう「オーバーリーチ」
    • 入水のとき、肩よりも外側に入水してしまう「アンダーリーチ」

     

    これらを修正するポイントは、

    入水する腕の肩と頭の間の延長線上に入水すること

     

    正しい入水位置を習得するための良い練習方法をご紹介します。

    イメージが大切です。

    頭の中でイメージをふくらませてみてください。

    [aside type=“normal”]
    1. 大きな時計の文字盤の上に寝ていることをイメージ
    2. 頭は12時、足は6時の方向を指している
    3. 右手の場合は、11時〜12時の間を指す位置に入水
    4. 左手の場合は、12時〜1時の間を指す位置に入水
    [/aside]

    上記のイメージを持って、入水を意識してみましょう。

     

    これを実践することで、

    「身体の中心線を越える入水」「肩よりも外側に入水」を防止することができます。

    [aside type=“warning”]上達ポイント!

    水泳の上達には、

    理想とする泳ぎのイメージと、実際の自分の泳ぎを近づけていく練習をする必要があります。

    正しい泳ぎや理想とする泳ぎへの理解がなければ、自分の泳ぎを近づけていく練習ができません。

    常に「どう泳ぎたいか?」をイメージして練習に取り組んでみてくださいね![/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]「どう泳ぎたいか?」を常にイメージして練習に取り組み、ときにはコーチに客観的に泳ぎを見てもらう機会を作ると自分の泳ぎへの理解が深まり、上達も格段に速くなります![/voice]

    よくある間違い③
    入水のとき、手の甲で水面をたたいてしまう」

    3つ目の間違いは、

    「入水のとき、手の甲で水面をたたいてしまう」入水時の間違いです。

     

    入水のとき、手の甲で水面をたたいて泳ぐ人をたまに見かけます。

    なにが間違っているのでしょうか?

     

    一見、問題ないように思えますが、

    スムーズな泳ぎ・効率の良い泳ぎをするためには、これも修正が必要になります。

    水面をたたくことで起きる「抵抗」の影響

    泳ぐことにおいて、

    「抵抗」は切っても切れないほど、重要な要素。

     

    スイマーは、

    「抵抗を避け、抵抗を利用して泳ぐ」

     

    水泳・競泳は、これを極めるために練習に励み、

    日々トレーニングを行なっていると言ってもいいです。

     

    先ほどお伝えした、

    「水面をたたく」動作によって、水面・水中に大きな抵抗が生まれます。

     

    わかりやすくお伝えすると、

    水面をたたくことによって、水面に「波」「泡」が発生。

    その「波」と「泡」が、進行方向に逆らって働く大きな抵抗になります。

    [aside type=“warning”]豆知識】

    「プッシュドラッグ」

    「抵抗」を表す造語。

    造波抵抗、すなわち波を作ることで発生する抵抗の1種。

    スイマーの動作で作り出す抵抗の中で最も大きいものを「プッシュドラッグ」と呼ぶ。

    [/aside]

    手の甲でたたくように入水してしまうと、

    • 水面をたたいたときに発生する「泡」による抵抗を受ける
    • 手の甲で水を強く押してしまうことで発生する「波」による抵抗を受ける

     

    これらの要因によって、スイマーは大きく減速する。

    よりスムーズに、効率の良い泳ぎを目指すスイマーにとって、これらは非常に大きな問題だ。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”l”]どうすれば水面をたたくことによる「抵抗」を避けられるのか?その疑問にお答えします![/voice]

    「水面をたたいてしまう入水」の修正方法と上達ポイント!

     

    • 水面をたたいたときに発生する「泡」による抵抗を受ける
    • 手の甲で水を強く押してしまうことで発生する「波」による抵抗を受ける

     

    これらを修正するポイントは、

    手のひらを横に向け、小指から滑り込ませるように入水する

     

    こうすることで、

    水面をたたいて発生する「泡」と、手の甲で逆方向に強く押してしまい「波」を発生させる動作を最小限に抑えることができる。

     

    手のひらを横に向けて、小指から入水することで、

    • 手が水面に触れる面積を小さくすることができる
      「泡の発生を抑えることが可能」
    • 手の甲に比べ、小指からの方が逆方向へ水を押す力を抑えられる
      「波の発生を抑えることが可能」

     

    このように、入水時の「抵抗」を減らすことができる。

    [aside type=“warning”]【上達ポイント&注意点】

    肩のローリング(ローテーション)動作がうまくできていないと、小指からの入水が難しい場合があります。

    ローリング動作の切り替えが遅い場合や、ローリングの量が足りていないことが原因である場合が多い。

    上達のポイントとして、リカバリー(腕を前方へ戻す動作)の手が一番高い位置を過ぎた時点で、素早く入水する肩のローリングを開始すること。

    早い段階でローリング動作を行うことで、手のひらをしっかり横に向けることが可能になり、小指から抵抗の少ない入水が可能となる。[/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”r”]身体のうまく使って泳ぐことで抵抗の少ないキレイな泳ぎを身につけることができます!「抵抗を避け、抵抗を利用して泳ぐ」を意識して上達を目指しましょう![/voice]

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    【まとめ】
    背泳ぎのよくある間違い!
    入水の仕方に特化したストローク上達!

    背泳ぎのよくある間違いから、

    入水の仕方に特化して解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

     

    • 身体の中心線を越えた位置に入水してしまう
    • 入水のとき、肩よりも外側に入水してしまう
    • 入水のとき、手の甲で水面をたたいてしまう

     

    これらの間違いは、

    意識することで直すことができます。

     

    水泳・競泳は、

    いかに速くスムーズに、

     

    「前に進めるか」

     

    がとても大切です。

     

    もちろん、スイミングは楽しむものです。

    まずは、泳ぐことを楽しんでいきましょう!

     

    次のステップとして、

    「上達するのが楽しい!」

    と思えるように練習に励んでいただけたら、とても楽しいスイミングライフを送ることができると思います。

     

    今回、ご紹介した背泳ぎの間違いやその修正方法を理解していただき、練習に繰り返し取り組むことで、より良い泳ぎ・楽な泳ぎ・速い泳ぎに近づくことができます。

    その上達のキッカケのお役に立てたのであれば嬉しく思います。

     

    ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

    あなたのお役に立てる情報をこれからも精一杯お伝えしていきます。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ Tatsuya Aoki” type=”r”]あなたのスイミングライフが輝くものであることを心から願い、応援しています![/voice]
  • 【スイミングコーチング】クロールのストロークのコツ!肩のローリングが水泳上達のポイント!

    【スイミングコーチング】クロールのストロークのコツ!肩のローリングが水泳上達のポイント!

    クロールのストローク上達で重要なこと

    水泳の泳法の中で、クロールは一番初めに習う基本的な泳ぎです。

    クロールを泳ぐ上で、大切なことは色々ありますが、
    今回は「ストローク」についてのコーチングをしたいと思います。

    クロールのストローク上達で重要なことは、
    肩の使い方のコツ、ポイントを知り、実際の泳ぎに反映させることです。

    身体の仕組みを知り、ストロークの仕方をしっかり理解した上で、
    練習に取り組み、間違った練習方法を行わないことが、
    スムーズな上達の近道です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”l”]クロールのストロークで大切なことは、肩の使い方・動きを理解すること!スムーズな上達をするために正しい練習に取り組みましょう![/voice]

    肩のローリングがクロール上達のポイント!

    水泳を習っている方なら、一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
    クロールのストロークを練習する上で、
    ローリングについて理解を深めることが大切です。

    クロールのストロークというと、
    手のかき方というイメージがあるかと思います。

    実際には、 身体全体が連動し、肩・腕・手を動かしています。
    腕を楽に動かしたり、可動域(動作できる範囲)を広げるために、
    肩を上手に使って、ローリングを行うと
    スムーズなストロークを 手に入れることができます。

    [aside type=“normal”]

    最近では、「ローテーション」と呼ばれることもあります。
    身体全体の動きを意識して、肩が入れ替わる動作の連動をスムーズに行いましょう! [/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”l”]ローリング(ローテーション)を行う時のポイントや注意点を解説していきます![/voice]

    人間の身体は、背面での動作が苦手

    人間の身体は、基本的に身体の後ろ側(背面)での動作が苦手です。
    身体の前側での動作は効率良く行えますが、
    後ろ側での動作は、関節の可動域の問題により動きが制限されてしまいます。

    クロールのストロークのポイントの1つとして、
    「身体の前側、もしくは横側での動作をする。」
    ことが大事になります。

    注意点としてお伝えしたいのが、
    ストロークの「リリース」の時の動作の仕方です。

    リリースする時、腕を水面から出し、持ち上げますが、
    その時の腕が身体の背面まで動作してしまいがちになります。

    身体の後ろ側まで、ストロークのリリースがいってしまうと、
    関節の可動域的に動かすのが困難になってしまいます。

    [aside type=“normal”]

    特に、ご年配の方や肩関節に痛みがある方は、
    肩の可動域がより狭くなるので、背面での動きはさらに困難になります。
    怪我や故障の原因になる可能性があるので、
    無理な動作をしないよう注意してくださいね。[/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”l”]身体の前側・横側での動作を心がけて、背面での動作はしないようにストロークを行うことが大切です![/voice]

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    ローリング(ローテーション)の仕方

    ローリングを行うときに、大切にしてのほしいことは、

    「身体全体を横に向けてローリングを行う」

    肩をローリングさせてくださいと伝えると、
    肩だけに意識をもって、肩だけしか動いていない方がとても多いです。

    【肩だけでローリング動作を入れてしまうとどうなるか?】

    • 肩関節・肩甲骨に力みが生じてしまう。
    • そのままリリースすると腕が身体の背面にいってしまう。
    • 背面から腕を前方に戻すことが難しくなる。

    など、
    せっかく腕の動作をスムーズにするためのローリング動作なのにも
    関わらず、余計に動作を邪魔してしまう結果になります。

    正しいローリング動作のポイントは、

    肩だけを動かそうとするのではなく、

    「身体全体を横に向ける」ことです。

    正面に立っているとして、
    そのまま身体を横に向けます。

    イメージとしては、
    上半身は動かさず固定し、腰をひねって身体を横に向ける感じです。

    そうすると、両方の肩が同時に動きます。
    まっすぐ向いている時と、横を向いている時の
    「肩の位置関係」は変わっていません。

    ここが大切なポイントです。

    無理に肩を動かそうとするのではなく、
    身体の向きを変えることで、肩を動かすことが可能になります。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”l”]次のステップは、このローリング動作にストロークを連動させます!ポイントは身体の前側・横側でのストローク動作の徹底です![/voice]

    ローリングとストロークの連動

    先ほどのローリング動作に、ストロークを合体させ、連動させていきます。

    注意ポイントは、
    後ろまでかきすぎないこと」です。

    肩のローリングが入っていない状態でストロークの場合、
    最後まで水をかこうとすると、
    どうしても腕が後ろまでいってしまいます。

    なので、

    肩のローリング動作に合わせて、ストロークをしましょう。

    泳いでいる状態(うつ伏せ状態)で、
    身体を横に向けると、肩は上を向きます。

    その状態で、身体の横を通すようにストロークをすることで、
    しっかり腕は水面上に出すことができます。

    このようなストロークを行うことで、
    身体の前側・横側の動作だけでストローク動作を行うことが可能になります。

    入水してから、徐々に身体を横に向けていき、
    太もも辺りに手が移動したタイミングで肩が上を向くように、
    ストローク動作を行いましょう。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”l”]ローリング動作とストローク動作を上手に連動させることで、背面でのストローク動作がなくなり、無理なくスムーズなストロークを行うことができます![/voice]

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    【まとめ】
    クロールのストロークのコツ!
    肩のローリングが水泳上達のポイント!

    クロールのストロークの上達のコツとポイントは、
    ローリング動作とストローク動作を連動させて泳ぐことです。

    無理に肩を動かすのではなく、
    身体全体を使って、自然なローリング動作を習得することが大切です。

    水泳は全身を使って行うスポーツです。

    腕のストローク1つとっても、
    身体全体の動きが合わさって動いています。

    どこを動かすと、どこが動くのか?
    どうすると身体が動かしやすくなるのかを理解し、
    練習に取り組むことで、上達スピードも格段に早くなります。

    闇雲な練習をがむしゃらに行うのではなく、
    自分の身体の動かせる範囲や動きのメカニズムを知ること。

    水泳・競泳はとても奥が深いスポーツです。
    より理解を深め、もっと上手に泳げるように頑張りましょう!

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AOKI” type=”r”]「クロールを楽に泳げるようになることで、他の泳法にも良い影響が出てきます!どの泳法も「泳ぐ」ということに変わりはないので、全ての技術は繋がっていきます。あなたの「もっと上手に泳ぎたい」気持ちのお役に立てたなら嬉しいです![/voice]
  • 【スイミングコーチング】スイスイ泳げる!正しい水平姿勢が水泳上達への近道!

    【スイミングコーチング】スイスイ泳げる!正しい水平姿勢が水泳上達への近道!

    正しい水平姿勢の習得が全ての泳ぎの基本となる

    水泳において、正しい水平姿勢の習得はとても大切な要素です。
    水の中というのは、空気のおよそ1000倍もの密度があり、
    水中で前進しようとするときに身体が受ける抵抗は、空気中よりもはるかに大きくなります。

    水中を歩いたり、走ったりするときに、身体が重く感じるのは、
    この「抵抗」を受けるからです。

    水泳・競泳において「抵抗」は、
    切っても切れないほど密接に関係する重要なキーワードです。

    正しい水平姿勢を身につけることで、
    水中での身体が受ける抵抗を減らすことが可能になります。

    水泳は、どの泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)に限らず、
    より速く、よりスムーズに「前進」することが大切になるので、

    • 水の抵抗を受けにくい「水平姿勢」の習得
    • 「抵抗」を減らすことの重要性

    などの「水平姿勢」「抵抗」について詳しく解説します。

    水の抵抗を受けにくい「水平姿勢」の習得

    水の抵抗を受けにくい水平姿勢とは、どのような姿勢なのか?

    1. 進行方向から見た面積が小さい姿勢
    2. 肩幅からほかの身体の部分がはみ出していない姿勢
    3. できるだけ水面近くで保つ姿勢

    少し難しい表現になってしまいますが、
    上記3点が「抵抗を受けにくい水平姿勢の条件」です。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”l”]この3点について詳しく解説していきますので、正しい水平姿勢の習得に役立ててみてください![/voice]

    ①進行方向から見た面積が小さい姿勢

    進行方向から見た面積は、スイマーの姿勢や体形によって決まってきます。

    人間の身体は、水中を進むために最適な形状とは言えません。
    魚や海洋生物のように滑らかで突起物がなく、体の先端と後端が細ければ、
    最小限の抵抗で水中を進むことができますが、残念ながら人間はそのようになっていませんね。

    ですが、
    それに近い姿勢を作ることは可能です。

    ポイントは以下の通りです。

    • 頭の上で両手を合わせる
    • 両腕で後頭部を挟むように腕を伸ばす
    • 天井から引っ張られるイメージで背筋を伸ばす
    • 腰が折れないように、指先・肩・腰・かかとを一直線にする

    上記4点を意識して姿勢を作ることで、
    水の抵抗を受けにくい、面積の小さな水平姿勢が作れます。

    [aside type=“normal”] 肩の可動域(動かせる範囲)によっては、両手を合わせることが困難な場合があります。
    そのような場合には、無理せず肩幅もしくは、動かせる範囲で腕を伸ばしましょう。
    [/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”r”]完全に水の抵抗をなくすことはできませんが、できるだけ面積の小さい姿勢を作ることで、よりスムーズに前進できるようになります![/voice]

    ②肩幅からほかの部分がはみ出していない姿勢

    基本的には、人間の身体で1番幅が広い部位は肩です。
    したがって肩幅からほかの身体の部位がはみ出さないようにすることも
    抵抗を受けにくい水平姿勢を作る上で大切になってきます。

    • 両腕はできるだけ肩幅の内側に収める
    • 足はしっかり揃えて閉じる

    これらを意識しておくだけで抵抗を受けにくい姿勢に近づきます。

    [aside type=“normal”] 年齢、年代によって関節や身体の可動域や柔軟性は違います。
    身体の負担が少なく、無理のない姿勢作りを目指してくださいね!
    [/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”r”]リラックスした状態をキープして、水平姿勢を作り、自然な姿勢を作り上げていきましょう![/voice]

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    ③できるだけ水面近くで保つ姿勢

    抵抗を受けにくくする方法の1つとして、
    「できるだけ水面近くで水平姿勢を保つこと」があります。

    身体の中でも、下半身は筋肉量が多く沈みやすくなり、
    その結果、頭が上がり、腰が落ちてしまう姿勢になりがちです。

    腰が落ちてしまった場合は、
    軽くアゴを引いて上半身の方に体重をかけるようにすると
    水平姿勢が保ちやすくなります。

    実際には、腕を回したり、キックを打ったりと水中で身体を動かします。
    水中で腕や足を動かすとさらに抵抗を受けてしまうので、
    水面近くで姿勢を保つことで、ストローク動作などに時に、
    水から受ける抵抗を減らすことができます。

    [aside type=“normal”] 無理に姿勢を作ろうとすると「力み」が生まれやすいです。
    身体の力を抜き、自然な形で姿勢が作れるように意識しましょう。
    [/aside] [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”r”]正しい水平姿勢を作ることでストローク動作やキック動作を助ける効果もあります!できるだけ高い位置で泳げるようになりましょう![/voice]

    抵抗を減らす姿勢の重要性

    水泳は、水の中を前進していくスポーツ。
    そのため、前に進む「推進力」を高める技術に目が行きがちです。

    ですが実際には、
    推進力を高めるよりも抵抗を減らす方が、
    スピードアップ、スムーズで効率の良い泳ぎにつながりやすいことを
    多くの専門家も認めており、私も日々の指導の中でそのことを痛感しています。

    もちろん、推進力を高める技術も非常に大切

    それと同じくらい抵抗を減らす技術も大切なのです。

    抵抗を受けにくい姿勢を作ることで、スピードアップに効果があるだけでなく、
    身体にかかる負担も少なくなりますし、負担が減るということは、
    体力の消耗を抑えることにもつながります

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”r”]水の抵抗を減らす技術は、水泳上達に必須です。スイスイ泳げるようになるために正しい水平姿勢を作れるように日々練習に取り組みましょう![/voice]

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    まとめ
    スイスイ泳げる!正しい水平姿勢の習得が水泳上達への近道!

    「水の抵抗を受けにくい水平姿勢の条件」

    • 進行方向から見た面積が小さい姿勢
    • 肩幅からほかの身体の部分がはみ出していない姿勢
    • できるだけ水面近くで保つ姿勢

    正しい水平姿勢を作れるようになることで、
    あなたの泳ぎが変わります。

    今回ご紹介したポイントを意識して練習を繰り返し行うことで、
    抵抗を受けにくい正しい水平姿勢に近づきます。

    水中では、姿勢を維持し保つことは難しい部分もありますが、
    反復練習を繰り返すことで、少しづつ上達していけると思います。

    [voice icon=”https://aotatsu.com/wp-content/uploads/2016/12/cropped-IMAG0001-e1481383988539.jpg” name=”スイミングコーチ TATSUYA AO” type=”r”]自分では、できているかわからないことも多いので、
    練習するときは、頼れるコーチや指導者に見てもらうことも重要です。あなたにあった、あなただけの専属コーチを見つけてくださいね!
    [/voice]
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